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13日のブラジル株式市場は3日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比1657.19ポイント安(-1.62%)の100460.60で取引を終了した。103236.9から100187.1まで下落した。
買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。海外市場の下落が警戒され、ブラジル株への売りも広がった。また、国内における新型コロナウイルス感染に収束のメドが立っていない状況や、景気の回復遅れ懸念なども改めて悪材料視されたもようだ。
【ロシア】MICEX指数 3080.44 +0.87%
13日のロシア株式市場は3日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比26.45ポイント高(+0.87%)の3080.44で取引を終了した。3047.74から3081.15まで上昇した。
売りが先行した後は買い戻され、その後も上げ幅をじりじりと拡大させた。国内景気の回復期待が高まっていることが指数をサポート。経済指標の改善に加え、新型コロナウイルス・ワクチンの承認に伴い、経済活動回復の本格化期待が高まっている。一方、海外市場の下落など指数の上値を押えた。
【インド】SENSEX指数 38310.49 -0.15%
13日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比59.14ポイント安(-0.15%)の38310.49、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同7.95ポイント安(-0.07%)の11300.45で取引を終えた。
買いが先行した後は売りに押され、引けまで前日の終値近辺でもみ合った。企業業績の悪化懸念が指数の足かせに。新型コロナウイルス感染拡大に伴うロックダウン(都市封鎖)の頻繁実施を受け、企業業績の悪化や企業倒産の増加などへの懸念が高まっている。また、失業者数の増加に伴う世帯可処分所得の減少懸念も小売関連の圧迫材料。ほかに、国内における新型コロナ感染の状況が改善されていないことが引き続き嫌気された。
【中国本土】上海指数総合 3320.73 +0.04%
13日の上海指数総合は小動き。主要指標の上海総合指数は、前日比1.46ポイント高(+0.04%)の3320.73ポイントと3日ぶりに反発した。(亜州リサーチ編集部)
経済回復の期待感などを支えに買われたものの、全体としては方向感を欠く展開。指数は一進一退した。中国ではあす14日、7月の各種経済統計(小売売上高や鉱工業生産など)が公表される。直近で発表された経済指標では、製造業PMIや物価統計が上振れる半面、金融統計が下振れるなどまちまちだっただけに、指標の内容を見極めたいとするスタンスが強まった。
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