1日の中国本土市場は小幅に値上がり。日本時間の午前10時36分現在、主要指標の上海総合指数は前日比1.78ポイント(0.06%)高の2752.08ポイントと続伸している。一方、外貨建てB株相場はさえない。上海B株指数が0.48ポイント(0.22%)安の215.52ポイント、深センB株指数が2.10ポイント(0.26%)安の810.07ポイントで推移している。

中国景況感の改善が引き続き手がかり。国家統計局などが昨日公表した3月経済指標では、製造業PMIと非製造業PMIがそろって予想以上に上向き、景況判断の境目となる50をそれぞれ回復している。産業支援策の思惑で、自動車関連に買いが先行した。

主要銘柄の値上がり率は、華域汽車(600741/SH)が2.6%、長城汽車(601633/SH)が2.1%、上海汽車集団(600104/SH)が1.4%、華泰証券(601688/SH)が1.2%、中国中鉄(601390/SH)が1.2%、万華化学集団(600309/SH)が1.0%など。




<FA>

情報提供元: FISCO
記事名:「 1日の中国本土市場概況:上海総合は0.1%高で続伸、上海B株は0.2%安