25日の中国本土市場概況:上海総合0.5％高で3日続伸、ハイテク株に買い

25日の中国本土市場は3日続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比14.08ポイント（0.48％）高の2937.36ポイントと値上がりした。上海A株指数も上昇し、13.08ポイント（0.43％）高の3074.91ポイントで取引を終えている。 　ハイテク株主導で買われる。昨夜の米株市場でハイテク株比率の大きいナスダック指数が史上最高値を更新したことを好感した。米中貿易摩擦の緩和期待も続く。米ホワイトハウスは24日、ライトハイザー米通商代表部（USTR）代表らが上海を訪問し、閣僚級の貿易協議を30日から開くと正式発表している。
個別では、銅張積層板（CLL）製造の生益科技（600183/SH）がストップ高、発光ダイオード（LED）製造の三安光電（600703/SH）が6.2％高、両層・多層プリント回路基板（PCB）製造の依頓電子（603328/SH）が4.0％高で引けた。 　半面、石油、農薬化学、非鉄金属はさえない。石油事業の洲際油気（600759/SH）が3.1％安、化学肥料の雲南雲天化（600096/SH）が2.1％安、銅鉱採掘の四川西部資源（600139/SH）が5.3％安と値下がりした。
一方、外貨建てB株はまちまち。上海B株指数が0.92ポイント（0.32％）安の287.78ポイント、深センB株指数が3.75ポイント（0.39％）高の975.22ポイントで終了した。

【亜州IR】




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