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2日のブラジル市場は5日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比734.5ポイント安(-0.72%)の100605.2で取引を終えた。101564.5から100072.8まで下落した。
買いが先行した後は売りに押され、引けまでマイナス圏で推移した。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。一方、指数の下値は限定的だった。年金改革案の前進期待に伴う外資の流入観測が高まっていることが引き続き支援材料となった。
【ロシア】MICEX指数 2809.81 +0.30%
2日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMOEX指数は前日比8.34ポイント高(+0.30%)の2809.81で取引を終了した。2795.36から2810.02まで上昇した。
中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、終盤は買い戻された。石油輸出国機構(OPEC)が減産を9カ月間延長することで合意したことが引き続き好感されたほか、米中貿易戦争の休戦なども引き続き支援材料となった。一方、指数の上値は重い。最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。また、米株式市場が7月4日独立記念日で休場となるため、積極的な売買も手控えられた。
【インド】SENSEX指数 39816.48 +0.33%
2日のインドSENSEX指数は続伸。前日比129.98ポイント高(+0.33%)の39816.48、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同44.70ポイント高(+0.38%)の11910.30で取引を終えた。
前半は軟調な展開を示したが、後半は買い戻された。米中貿易戦争の休戦などが引き続き好感され、買いが継続した。このほか、弱い経済指標に伴う景気対策への期待が高まっていることが支援材料となった。
【中国本土】上海総合指数 3043.94 -0.03%
2日の上海総合指数は小幅に値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比0.96ポイント安(-0.03%)の3043.94ポイントと反落した。
前日に急伸した反動で、ひとまず売りが先行する流れ。昨日の上海総合指数は2.2%高と急反発し、約2カ月ぶりの高値水準を切り上げていた。もっとも、下値は限定的。米中貿易戦争が休戦となり、通商協議の進展期待が高まっている。指数はプラス圏に浮上する場面もみられた。
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