【ブラジル】
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【ロシア】MICEX指数 2780.20 +0.76%
20日のロシア株式市場は小反発。主要指標のMOEX指数は前日比21.08ポイント高(+0.76%)の2780.20で取引を終了した。2758.53から2788.19まで上昇した。

買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。原油高が資源セクターの支援材料。また、米利下げ観測の高まりもロシアなど新興国からの資金流出懸念をやや後退させた。ほかに、海外市場の上昇が買い安心感を与えた。

【インド】SENSEX指数 39601.63 +1.25%
20日のインドSENSEX指数は上昇。前日比488.89ポイント高(+1.25%)の39601.63、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同140.30ポイント高(+1.20%)の11831.75で取引を終えた。

売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。米利下げ示唆を受け、インドからの資金流出懸念がやや後退した。また、前日の米株式市場やこの日のアジア市場が上昇したことも、買い安心感を与えた。ほかに、米中首脳会談の決定などが引き続きサポート材料となった。

【中国本土】上海総合指数 2987.12 +2.38%
20日の上海総合指数は大幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比69.32ポイント高(+2.38%)の2987.12ポイントと4日続伸した。

米中協議の進展期待が追い風。ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表は19日、「今月28~29日の大阪20カ国・地域(G20)首脳会議にあわせた米中首脳会談の前に、劉鶴副首相とも会談する」との見通しを示した。閣僚級の会談は5月10日以来。首脳会談に向けた“地ならし”を進める。金融緩和の思惑も強まった。米金融当局が利下げを示唆したことを受け、実際に金利が引き下げられた場合、中国の利下げ余地が広がるとの見方も出ている。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小反発、原油高が資源セクターの支援材料