【ブラジル】ボベスパ指数 95364.85 +1.09%
8日のブラジル市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1024.68ポイント高(+1.09%)の95364.85で取引を終えた。93304.76から95475.68まで上昇した。

売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。構造改革への期待が広がっていることが引き続き支援材料。年金改革をめぐり、すでに交渉が始まっているとの報道が好感された。一方、世界景気の先行き不安が指数の足かせとなった。

【ロシア】
休場

【インド】SENSEX指数 36671.43 -0.15%
8日のインドSENSEX指数は5日ぶりに反落。前日比53.99ポイント安(-0.15%)の36671.43、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同22.80ポイント安(-0.21%)の11035.40で取引を終えた。

買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、海外市場の下落なども売り圧力を強めた。ほかに、世界景気の先行き不透明感が強まっていることや、国内の景気減速懸念などが警戒された。

【中国本土】上海総合指数 2969.86 -4.40%
8日の上海総合指数は大幅に値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比136.56ポイント安(-4.40%)の2969.86ポイントと6日ぶりに反落した。

国内景気の先行き不安が強まる流れ。取引時間中に発表された2月の中国貿易統計では、輸出入の伸びがそろってマイナス成長に落ち込んだことが明らかにされた。利食い売り圧力も意識される。上海総合はこのところ急ピッチに上昇し、直近では約9カ月ぶりの高値水準を切り上げていた。



<CS>

情報提供元: FISCO
記事名:「 概況からBRICsを知ろう~ブラジル市場は続伸、構造改革への期待が広がっている