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6日のブラジル市場は大幅続落。主要指標のボベスパ指数は前日比3675.63ポイント安(-3.74%)の94635.57で取引を終えた。98307.91から94635.57まで下落した。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。構造改革の遅れ観測が嫌気された。大衆党のArthur Lira氏が「年金改革案」について、当面改革案を支援する同盟に入らないと発言したことが嫌気された。また、ボベスパ指数が過去最高値水準で推移しており、高値警戒感も強い。外部環境では、トランプ大統領による一般教書演説は概ね想定通りで目新しさに乏しかったことが売り材料となった。
【ロシア】MICEX指数 2539.73 -0.30
6日のロシア株式市場は7日ぶりに反落。主要指標のMICEX指数は前日比7.54ポイント安(-0.30)の2539.73で取引を終了した。2551.97から2533.92まで下落した。
後半はプラス圏を回復する場面もあったが、引け間際に再び売りに押された。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢となった。また、米上院がシリア及びロシアを含むシリアの同盟国への制裁原案を承認したことも嫌気された。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。堅調な経済指標が支援材料。1月のマークイット・サービス業購買担当者指数(PMI)は前月の54.4から54.9に上昇した。また、好調な企業業績なども買い安心感を与えた。外部環境では、欧米市場の上昇がロシア株の買い安心感を与えた。
【インド】SENSEX指数 36975.23 +0.98%
6日のインドSENSEX指数は5日続伸。前日比358.42ポイント高(+0.98%)の36975.23、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同128.10ポイント高(+1.17%)の11062.45で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。前日の欧米市場の上昇を受け、インド市場にも買いが先行。国内では、成長ペースの加速観測などが好感された。財務省はこのほど、2019年度のインドの成長率が18年度の7.2%(予想)から7.5%まで加速するとの見方を示した。
【中国本土】
休場
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