- 週間ランキング
24日のブラジル市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1118.77ポイント高(+1.16%)の97677.19で取引を終えた。96557.75から97677.19まで上昇した。
小幅高で寄り付いた後は上げ幅をじりじりと拡大させた。ウエートの高い鉄鉱石大手ヴァーレ(VALE3)などの上昇が指数をサポート。中国の景気刺激策が相次いで発表されていることが好感されたほか、原油価格の上昇も資源銘柄の物色手掛かりとなった。また、外資の流入観測なども好感された。次政権への期待から外資の流入がこれからも継続するとみられている。
【ロシア】MICEX指数 2482.71 -0.35
24日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のMICEX指数は前日比8.78ポイント安(-0.35)の2482.71で取引を終了した。2494.09から2470.30まで下落した。
朝方はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。ロシア企業が多く投資しているベネズエラの政局混迷が警戒された。米国支持のグアイド氏が暫定大統領となり、同国内で活動するロシア企業を否定する恐れがあるためだ。一方、政府が次世代の火力発電所の整備を進めるため、1兆9000億ルーブル(約3兆1540億円)の予算を承認したとの報道が好感された。
【インド】SENSEX指数 36195.10 +0.24%
24日のインドSENSEX指数3日ぶりに小反発。前日比86.63ポイント高(+0.24%)の36195.10、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同18.30ポイント高(+0.17%)の10849.80で取引を終えた。
小幅高で寄り付いた後は前日の終値近辺でもみ合った。利下げ期待が高まっていることが引き続き支援材料となった。また、欧州市場がおおむね堅調だったことも買い安心感を与えた。
【中国本土】上海総合指数 2591.69 +0.41%
24日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比10.69ポイント高(+0.41%)の2591.69ポイントと続伸した。
中国の政策に対する期待感が持続する流れ。中国人民銀行(中央銀行)の緩和スタンスや、北京市の5G(第5世代移動通信)産業支援策など、景気テコ入れに向けた動きが相次いでいる。また、市場活性化の思惑も強まった。中国の習近平・国家主席は23日に開かれた中央全面深化改革委員会で、上海証券取引所にハイテク・スタートアップ企業向け市場「科創板」を創設すると正式発表している。
<CS>