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16日のブラジル市場は小反発。主要指標のボベスパ指数は前日比337.35ポイント高(+0.36%)の94393.07で取引を終えた。93686.83から94393.07まで上昇した。
買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。海外市場の上昇が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、原油価格の上昇なども支援材料。一方、指数の上値は重い。ボベスパ指数が過去最高値水準で推移しており、高値警戒感からやや伸び悩む展開となった。
【ロシア】MICEX指数 2440.15 -0.18%
16日のロシア株式市場は3日続落。主要指標のMICEX指数は前日比4.95ポイント安(-0.20)の2434.60で取引を終了した。2446.13から2426.80まで下落した。
買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。アルミ大手UCルサール(RUALR)の続落が指数の足かせとなった。米国が同社に実施している制裁が簡単に解除しないとの見方が引き続き嫌気された。一方、指数の下値は限定的。海外環境の改善などが指数をサポートした。
【インド】SENSEX指数 36321.29 +0.01%
16日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比2.96ポイント高(+0.01%)の36321.29、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同3.50ポイント高(+0.03%)の10890.30で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅を縮小させ、引けまで前日の終値近辺でもみ合った。輸出の伸び鈍化が指数の足かせ。昨年12月の輸出増加率は前月の0.8%から0.3%に鈍化した。輸入増加率も前月のプラス4.3%からマイナス2.4%に低下した。弱い貿易データを受け、景気の減速懸念が一段と高まった。
【中国本土】上海総合指数 2570.42 +0.003%
16日の上海総合指数は小幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比0.08ポイント高(+0.003%)の2570.42ポイントと続伸した。
中国の政策に対する期待感が持続する流れ。中国景気の先行き不安がくすぶるなか、当局は相次いで景気テコ入れ策を打ち出している。中国人民銀行(中央銀行)はこの日の朝方、公開市場操作(オペ)で差し引き5600億人民元(約9兆億円)を供給。前日供給分(1800億人民元)の3倍近くに膨らんだ。現地メディアによれば、1日当たりのオペ供給額としては過去最大の規模という。
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