- 週間ランキング
4日のブラジル市場は5営業日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比276.54ポイント高(+0.30%)の91840.79で取引を終えた。90823.78から92701.36まで上昇した。
前半は不安定な展開を示したが、後半は買い戻された。ボベスパ指数はこの日、過去最高値を再び更新。欧米中株式市場の上昇などが好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、米中通商交渉への進展期待が高まっていることも支援材料。ほかに、中国の金融緩和の実施などを受け、対中の資源輸出期待が高まった。
【ロシア】MICEX指数 2406.50 +1.30
4日のロシア株式市場は5営業日続伸。主要指標のMICEX指数は前日比30.90ポイント高(+1.30)の2406.50で取引を終了した。2377.71から2406.50まで上昇した。
終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を拡大させた。海外市場や原油価格の上昇など海外環境の好転が支援材料となり、ロシア株にも買いが継続。また、米中通商協議への進展期待が高まっていることなども好感された。中国商務部は4日午前に、「来週7-8日にかけて、米中両国は次官レベルで通商協議する」と発表した。
【インド】SENSEX指数 35695.10 +0.51%
4日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反発。前日比181.39ポイント高(+0.51%)の35695.10、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同55.10ポイント高(+0.52%)の10727.35で取引を終えた。
買いが先行した後はいったん売りに押されたが、その後は再び買い戻された。最近の下落で値ごろ感が強まり、下値を拾う動きが活発となった。また、中国や香港などアジアの主要な株式市場や欧州市場の上昇も買い安心感を与えた。
【中国本土】上海総合指数 2514.87 +2.05%
4日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比50.51ポイント高(+2.05%)の2514.87ポイントと3日ぶりに反発した。
米中通商交渉の進展期待が強まる流れ。中国商務部は4日午前に、「来週7~8日にかけて、米中両国は次官レベルで通商協議する」と発表した。李克強首相も4日、「預金準備率を全面的に下げるなどの対策を講じ、民間や中小零細企業の資金調達を支える」と発言。金融緩和の期待感も広がった。前日までの軟調地合いを継いで指数は小安くスタートしたものの、徐々に買いの勢いが増し、中盤から一段高となっている。
<CS>