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【ロシア】MICEX指数 2381.45 +0.12
15日のロシア株式市場は小幅続伸。主要指標のMICEX指数は前日比2.86ポイント高(+0.12)の2381.45で取引を終了した。2377.48から2396.93まで上昇した。
買いが先行した後は前日の終値近辺でもみあった。米国が年末までにロシアに対して経済制裁を追加しないとの観測が好感された。また、原油価格の上昇も資源セクターの支援材料。一方、指数の上値は重い。欧州市場がさえない展開を示したことが指数の上値を押さえた。
【インド】SENSEX指数 35260.54 +0.34%
15日のインドSENSEX指数は小反発。前日比118.55ポイント高(+0.34%)の35260.54、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同40.40ポイント高(+0.38%)の10616.70で取引を終えた。
おおむねプラス圏で推移し、終盤に上げ幅を拡大させた。外国人投資家(FII)の買い継続が支援材料。FIIはこの日までに2日連続の買い越しとなった。また、堅調な貿易統計も好感された。10月の輸出増加率(前年同月比)は17.9%となり、前月のマイナス2.2%を大幅に上回った。同月の輸入増加率も前月の10.5%から17.6%に拡大した。このほか、2018年度の直接税収が目標を上回るとの見通しが財政収支の改善期待を高めた。
【中国本土】上海総合指数 2668.17 +1.36%
15日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比35.93ポイント高(+1.36%)の2668.17ポイントと反発した。
米中貿易交渉の警戒感がやや薄れる流れ。米国が要求している幅広い通商改革に対し、中国政府は書面で回答した——などと米政府関係者の話として米メディアが報じた。これより先、クドロー米国家経済会議(NEC)委員長は13日、米中首脳会談を前に、両国の閣僚が協議の準備をしていることを明らかにしている。貿易問題で対立する米中の首脳は11月末、アルゼンチンで開かれる主要20か国・地域(G20)首脳会議に合わせて会談する予定だ。人民元安進行の一服もプラス。中国人民銀行(中央銀行)は朝方、人民元レートの対米ドル基準値を2日続けて元高方向に設定した。外国為替市場でも元高で推移している。指数は中盤から上げ幅を広げた。
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