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31日のブラジル市場続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比537.85ポイント高(+0.62%)の87423.56で取引を終えた。86213.13から88028.19まで上昇した。
中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。海外市場の上昇が好感され、ブラジル株にも買いが継続した。また、投資家に好まれている極右候補のジャイル・ボルソナロ氏の大統領選挙での勝利も引き続き支援材料。ただ、最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。
【ロシア】MICEX指数 2299.98 -0.74%
31日のロシア株式市場は反発。主要指標のMICEX指数は前日比2.29%(52.73ポイント)高の2352.71で取引を終了した。2312.50から2352.71まで上昇した。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。海外市場の上昇が好感され、ロシア株にも買いが先行した。また、堅調な企業業績報告も支援材料。ノリルスクニッケル(GMKN)はこのほど、1-9月の出荷量は前年同期比で9%増加したと発表した。また、肥料大手フォスアグロも1-9月に9.8%の生産拡大を報告した。
【インド】SENSEX指数 34442.05 +1.63%
31日のインドSENSEX指数は反発。前日比550.92ポイント高(+1.63%)の34442.05、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同188.20ポイント高(+1.85%)の10386.60で取引を終えた。
朝方はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は上げ幅をじりじりと拡大させた。前日の米株式市場の上昇に加え、この日のアジア市場が堅調な値動きを示したことを受け、インド株にも買いが広がった。また、大手銀行の業績改善なども引き続き同セクターの物色手掛かりとなった。
【中国本土】上海総合指数 2602.78 +1.35%
31日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比34.74ポイント高(+1.35%)の2602.78ポイントと続伸した。
30日の好調地合いを継ぐ流れ。当局の景気テコ入れ策、相場安定化スタンスなどが引き続き支えになっている。寄り付き前に公表された10月の中国製造業PMIは、予想(50.6)を下回る50.2という結果だった。
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