1日の日経平均は、小反落。円安を好感して強含み、下降中の5日線を上回る場面があったが、値を保てなかった。25日線は4月6日を底に上昇してきたが、本日はおよそ2カ月ぶりに下降に転じており、短中期トレンドの下落転換が示唆される。26週線が2週連続で下げたこともあり、今後は地合いの悪化が鮮明になりそうだ。一目均衡表では、前日まで一致していた基準線と転換線のうち転換線がわずかに下降してデッドクロスを形成。相場の形勢が売り方優位に傾きつつある。ボリンジャーバンドでは、株価は一時-1σを上回ったものの、短時間で-1σの下に押し戻され、上値の重さを印象付けた。当面は-1σを抵抗線に上値が切り下がる展開が予想される。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:小反落。25日線が2カ月ぶりに下向き転換、短中期トレンドは売り