6日の中国本土市場は値上がり。日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数は前日比11.13ポイント(0.34%)高の3268.06ポイントと続伸している。外貨建てB株相場もしっかり。上海B株指数が0.55ポイント(0.17%)高の326.62ポイント、深センB株指数が3.59ポイント(0.31%)高の1153.94ポイントで推移している。

前日の好地合いを継ぐ。中国で国会に相当する全国人民代表大会(全人代)が昨日開幕したことを受け、各種政策に対する期待感が強まっている。米中の貿易摩擦に対する過度な不安も後退。トランプ大統領が鉄鋼・アルミ輸入に高率の関税を課す計画に関し、ライアン下院議長が強い懸念を表明している。また、「中国鉄鋼メーカーへの影響は限定的」との指摘もある。

主要銘柄の値上がり率は、中国国際航空(601111/SH)が1.8%、中国北方稀土(600111/SH)が1.7%、保利地産(600048/SH)が1.0%、海洋石油工程(600583/SH)が0.9%など。


【亜州IR】



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情報提供元: FISCO
記事名:「 6日の中国本土市場概況:上海総合は0.3%高と続伸、深センB株も0.3%高