24日の中国本土市場は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比12.96ポイント(0.37%)高の3559.47ポイントと7日続伸した。約2年1カ月ぶりの高値水準を切り上げている。上海A株指数も上昇し、13.55ポイント(0.36%)高の3728.35ポイントで取引を終えた。

人民元高の進行を好感。中国人民銀行(中央銀行)は朝方、人民元レートの対米ドル基準値を連日で元高方向に設定した。この日の上海外国為替市場では、人民元相場が約2年2カ月ぶりの元高・ドル安水準で推移している。中国の政策や企業の業績に対する期待感も、引き続き追い風になった。

業種別では、証券関連の上げが目立つ。中信証券(600030/SH)が8.1%高、招商証券(600999/SH)が6.5%高で引けた。石油関連株も急伸。ITハイテク関連株、バイオ医薬関連株、自動車株、海運株なども買われた。

外貨建てB株の相場も値上がり。上海B株指数が2.01ポイント(0.58%)高の346.12ポイント、深センB株指数が2.37ポイント(0.19%)高の1219.30ポイントで終了した。

【亜州IR】



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情報提供元: FISCO
記事名:「 24日の中国本土市場概況:上海総合0.4%高で7日続伸、証券セクターに買い