7日の中国本土市場は小幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比5.61ポイント(0.17%)高の3286.62ポイントと4日続伸した。約1年3カ月ぶりの高値水準を回復している。上海A株指数も上昇し、5.90ポイント(0.17%)高の3441.76ポイントで取引を終えた。一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が前日と同じ345.00ポイント、深センB株指数が0.73ポイント(0.06%)高の1155.10ポイントで終了している。

商品市況高が支え。シリア地域の地政学リスクが高まるなか、金相場や原油先物が急伸した。関連銘柄に買いが入り指数を押し上げている。個別では、中金黄金(600489/SH)が5.2%高、中国石油化工(600028/SH)が1.7%高としっかり。軍需関連株も上げが目立っている。航空宇宙機器の航天時代電子技術(600879/SH)が2.5%高、レーダーや無線機器の安徽四創電子(600990/SH)が1.5%高で引けた。

河北省での「雄安新区」設立計画で最大限の恩恵を受けるセメント株の一角も買われる。北京金隅(601992/SH)が3日連続のストップ高で引けた。


【亜州IR】



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情報提供元: FISCO
記事名:「 7日の中国本土市場概況:上海総合0.2%高と4日続伸、金鉱・石油株が相場けん引