TDSE Research Memo(1):2027年3月期第1Qは大幅増益。構造改革が進展し中計は想定どおり好スタート
FISCO 2026年09月09日 11:01:00
*11:01JST TDSE Research Memo(1):2027年3月期第1Qは大幅増益。構造改革が進展し中計は想定どおり好スタート
■要約
1. AIプラットフォームなどをAI活用やデータ経営を目指す企業に提供
TDSE<7046>はAIに関連したプロダクトやコンサルティングサービスを、AI活用やデータ経営を目指す企業に提供している。主な商材・サービスは、生成AIアプリやAIエージェントをノーコードで構築できるAIプラットフォームDifyや、主要SNSを含む国内外の幅広い情報を収集・分析できるSNS分析ツールQUID、分散しているデータを集約し生成AIを業務に活かすための統合プラットフォームDatabricksなど、同社が正式パートナーとして提供している世界的製品、及び口コミやレビューを生成AIで分析する自社製ツールKAIZODEなどである。また、AI産業レイヤー※すべてにわたって商材・サービスを提供する独自のビジネスモデルを構築しており、直近ではレイヤー統合型サービス「TDSE AI Forge」の提供を開始した。
※ 同社が独自に考えたレイヤーで、1層が基盤となるインフラ、2層がデータ・知識基盤、3層がLLM(大規模言語モデル)、4層がAIエージェント、最上層の5層が顧客最適アプリケーションで構成される。
2. 強みを背景に新たなビジネスモデルで成長加速を目指す
同社は新しいビジネスモデルを確立すべく構造改革を進めており、従来型AIから生成AIへシフトする成長軸の転換、フロー型からストック型への収益構造の転換、権限の集約と商材・サービスの融合を図る実行体制の転換を図っている。また、AI産業レイヤー全域で商材・サービスを展開する同社は、データ分析から意思決定、実行に至るまでをワンストップで支援できる希少な企業で、この希少性は大きな強みと言える。加えて、Difyなど世界の主要AIエージェントプラットフォームの認定パートナーとなっている点や、需要予測など業界随一と言われるデータ分析の実績も強みである。同社はこうした強みを背景に、構造改革で確立した新たなビジネスモデルにより、成長を加速させる考えだ。
3. 2029年3月期に売上高38~43億円、営業利益率8%を目指す
同社は、新中期経営計画「SHIFT2028(2027年3月期~2029年3月期)」を策定した。2029年3月期にKGI(重要目標達成指標)として売上高38~43億円(2026年3月期30億円)、営業利益率8%(同7.1%)、KPI(重要業績評価指標)して生成AIエージェント売上比率60%(同30%)、ストック型売上比率30%(同20%)を目指す。構造改革のほか成長戦略として、営業領域では、技術との連携継続により生成AIの提案力を底上げするとともに、顧客経営層や決裁者との接点拡大、顧客ごとのアカウントプランの整備、マーケットインした価値提案型営業への転換などを進める。技術領域では、コンサルティング領域における生成AI活用案件の本格拡大、人材ポートフォリオの継続的拡充と職種体系の再設計、収益モデルの多様化と継続的収益基盤の強化を推進する。
4. 2027年3月期第1四半期は大幅増益、想定どおり好スタート
中期経営計画の初年度となる2027年3月期の業績は売上高3,200百万円(前期比6.5%増)、営業利益130百万円(同39.3%減)を見込んでいる。中期経営計画の2年目、3年目の成長加速へ向けて、構造改革と成長投資に集中するため、1ケタ増収と減益を見込む。2027年3月期第1四半期の業績は、売上高が788百万円(前年同期比17.6%増)、営業利益が25百万円(同286.3%増)と大幅増益となった。構造改革が進展し、生成AIエージェント関連の引き合いや受注が継続的に拡大しており、中期経営計画の立ち上がりは想定どおり好調なスタートとなった。このためKPIの生成AIエージェント売上比率が通期目標超えの47%、ストック型売上比率も既に目標に達する23%となった。
■Key Points
・AI関連のプロダクトやコンサルティングサービスを提供
・中期経営計画「SHIFT2028」を策定、2029年3月期の売上高38~43億円を目指す
・中期経営計画初年度となる2027年3月期第1四半期は大幅増益で、想定どおり好調なスタート
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田 仁光)
<HN>
■要約
1. AIプラットフォームなどをAI活用やデータ経営を目指す企業に提供
TDSE<7046>はAIに関連したプロダクトやコンサルティングサービスを、AI活用やデータ経営を目指す企業に提供している。主な商材・サービスは、生成AIアプリやAIエージェントをノーコードで構築できるAIプラットフォームDifyや、主要SNSを含む国内外の幅広い情報を収集・分析できるSNS分析ツールQUID、分散しているデータを集約し生成AIを業務に活かすための統合プラットフォームDatabricksなど、同社が正式パートナーとして提供している世界的製品、及び口コミやレビューを生成AIで分析する自社製ツールKAIZODEなどである。また、AI産業レイヤー※すべてにわたって商材・サービスを提供する独自のビジネスモデルを構築しており、直近ではレイヤー統合型サービス「TDSE AI Forge」の提供を開始した。
※ 同社が独自に考えたレイヤーで、1層が基盤となるインフラ、2層がデータ・知識基盤、3層がLLM(大規模言語モデル)、4層がAIエージェント、最上層の5層が顧客最適アプリケーションで構成される。
2. 強みを背景に新たなビジネスモデルで成長加速を目指す
同社は新しいビジネスモデルを確立すべく構造改革を進めており、従来型AIから生成AIへシフトする成長軸の転換、フロー型からストック型への収益構造の転換、権限の集約と商材・サービスの融合を図る実行体制の転換を図っている。また、AI産業レイヤー全域で商材・サービスを展開する同社は、データ分析から意思決定、実行に至るまでをワンストップで支援できる希少な企業で、この希少性は大きな強みと言える。加えて、Difyなど世界の主要AIエージェントプラットフォームの認定パートナーとなっている点や、需要予測など業界随一と言われるデータ分析の実績も強みである。同社はこうした強みを背景に、構造改革で確立した新たなビジネスモデルにより、成長を加速させる考えだ。
3. 2029年3月期に売上高38~43億円、営業利益率8%を目指す
同社は、新中期経営計画「SHIFT2028(2027年3月期~2029年3月期)」を策定した。2029年3月期にKGI(重要目標達成指標)として売上高38~43億円(2026年3月期30億円)、営業利益率8%(同7.1%)、KPI(重要業績評価指標)して生成AIエージェント売上比率60%(同30%)、ストック型売上比率30%(同20%)を目指す。構造改革のほか成長戦略として、営業領域では、技術との連携継続により生成AIの提案力を底上げするとともに、顧客経営層や決裁者との接点拡大、顧客ごとのアカウントプランの整備、マーケットインした価値提案型営業への転換などを進める。技術領域では、コンサルティング領域における生成AI活用案件の本格拡大、人材ポートフォリオの継続的拡充と職種体系の再設計、収益モデルの多様化と継続的収益基盤の強化を推進する。
4. 2027年3月期第1四半期は大幅増益、想定どおり好スタート
中期経営計画の初年度となる2027年3月期の業績は売上高3,200百万円(前期比6.5%増)、営業利益130百万円(同39.3%減)を見込んでいる。中期経営計画の2年目、3年目の成長加速へ向けて、構造改革と成長投資に集中するため、1ケタ増収と減益を見込む。2027年3月期第1四半期の業績は、売上高が788百万円(前年同期比17.6%増)、営業利益が25百万円(同286.3%増)と大幅増益となった。構造改革が進展し、生成AIエージェント関連の引き合いや受注が継続的に拡大しており、中期経営計画の立ち上がりは想定どおり好調なスタートとなった。このためKPIの生成AIエージェント売上比率が通期目標超えの47%、ストック型売上比率も既に目標に達する23%となった。
■Key Points
・AI関連のプロダクトやコンサルティングサービスを提供
・中期経営計画「SHIFT2028」を策定、2029年3月期の売上高38~43億円を目指す
・中期経営計画初年度となる2027年3月期第1四半期は大幅増益で、想定どおり好調なスタート
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田 仁光)
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情報提供元: FISCO