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本技術は、同社が提供する広告エンジン「ZETA AD」と、ハッシュタグ活用エンジン「ZETA HASHTAG」の連携によって実現されるもので、ハッシュタグ一覧ページに広告を表示することが可能となる。
従来の「ZETA AD」は検索キーワードに連動する検索連動型広告であったが、今回の特許技術では、ハッシュタグに対する広告主の入札に基づき、該当の一覧ページ上に自社商品を広告として掲載することができる。これにより広告枠が拡大し、リテールメディアとしての広告収益の向上が期待される。
背景には、クッキー規制の強化によりリターゲティング広告が制限されるなか、ECサイト内の新たな広告手段としてリテールメディア広告の重要性が高まっていることがある。特にデジタルネイティブ世代を中心にSNSとの親和性が強く、ハッシュタグが検索性やSEO効果を持つだけでなく、商品発見やユーザー体験の向上にも寄与している点が注目されている。
今後同社は、本特許技術を活用した広告展開により、ECサイト運営企業のマーケティング効果の最大化とリテールメディアの価値向上を図り、EC市場全体の成長に貢献していく方針である。
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