*10:42JST CaSy---2Q売上高8.98億円、行政との連携や定期契約者数の増加に伴い伸長 CaSy<9215>は14日、2025年11月期第2四半期(24年12月-25年5月)連結決算を発表した。売上高は8.98億円、営業利益が0.13億円、経常利益が0.16億円、親会社株主に帰属する中間純利益が0.09億円となった。2025年11月期第1四半期より四半期連結財務諸表を作成しているため、2025年11月期中間期の対前年同中間期増減率については記載していない。

同社は「大切なことを、大切にできる時間を創る。」をミッションとし、家事支援サービスを中心とした、サービス実施以外オンラインで完結できる、暮らしの中の時間を創るサービスのマッチング・プラットフォームである「CaSy」を運営している。同社は、継続的なシステムの改善や、キャストの品質管理体制の強化を通じて、利便性が高く、コストパフォーマンスの高い安心して利用できる家事支援サービスを提供することで、順調にサービス件数を伸ばしてきた。同社が事業を展開する家事支援サービス市場では、共働き世帯の増加や、世帯内での家事の分担や外部へのアウトソースに対する価値観の変化を背景に、顧客からの需要は安定して増加を続けており、直近では、主に少子化対策を背景として、行政の家事支援事業への補助拡充が実施・計画され、市場拡大が更に後押しされている。このような状況の下、同社では、キャストの正社員採用を開始し、供給力の強化に取り組んでいる。また、行政との連携においては、当期に新たに東京都豊島区および国分寺市と子育て世帯支援に関する取り組みを実施したほか、東京都内の5つの自治体と連携を進めており、家事支援サービスの拡充を図っている。さらに、2025年2月には、すっきりマイスターの株式を取得し子会社化することで、ハウスクリーニングサービスの強化を図っていくとしている。

2025年11月期通期の連結業績予想については、売上高が19.37~21.13億円、営業利益が0.00億円、経常利益が0.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が0.00億円とする期初計画を据え置いている。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 CaSy---2Q売上高8.98億円、行政との連携や定期契約者数の増加に伴い伸長