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アミューズメント事業は僅かに減収となるものの、飲食事業及びホテル・不動産事業は前期を上回る業績で着地している。
飲食・アミューズメント事業の売上高は前年同期比3.1%増の95.33億円、セグメント利益は1.2%増の13.73億円となった。経済活動の正常化による人流の回復等により堅調な需要が続いているが、天候不順や資源価格の高騰と円安による食材価格やエネルギー価格の上昇、人件費の高騰の影響を受けて、依然として予断を許さない状況が続いているため、原価高騰対策や継続的なコスト削減等の各種施策により収益の確保に努めるとともに、不採算店舗の解消や業態変更等を行った。
ホテル・不動産事業の売上高は前年同期比14.3%増の5.55億円、セグメント利益は同14,844.0%増の0.98億円となった。国内旅行者の需要を最大限に取り込むため、ホテル運営では、宿泊以外の利用機会を広げるマルシェイベントの開催やサウナ室のリニューアルを実施することで認知度や顧客満足度の向上に努め、さらに2024年3月15日にリブランドオープンした「3S HOTEL ATSUGI」が今期フル寄与となり、既存ホテルの売上高は堅調に推移している。
コンテナ運営では、各種施策を継続的に実施したことに加え、引き続き市場全体の需要が高まっていることもあり、バイクコンテナ等が高い稼働率を保っていることから順調に推移している。
2026年2月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比7.7%増の415.60億円、営業利益が41.30億円、経常利益が39.60億円、親会社株主に帰属する当期純利益が24.10億円と据え置いている。
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