*18:53JST Chordia Therapeutics---AMED「革新的がん医療実用化研究事業」で助成金3000万円を受領へ Chordia Therapeutics<190a>は19日、京都大学および日本医療研究開発機構(AMED)の「革新的がん医療実用化研究事業」において、「RNAスプライシング変異を有する難治性腫瘍に対する新規治療薬の非臨床試験」に係る再委託研究開発契約を締結し、2026年3月期分として3000万円の助成金を受領することを決定した。

本助成金は、AMEDの2026年3月期(2025年4月~2026年3月)にかけての研究活動に充てられるもので、確定通知書受領後に営業外収益として計上される予定である。

同社は神奈川県藤沢市に拠点を置くがん領域特化の研究開発型バイオベンチャーで、現在主力候補品であるCLK阻害薬rogocekib(CTX-712)を米国で第1/2相試験中であるほか、MALT1阻害薬CTX-177、CDK12阻害薬CTX-439、GCN2阻害薬など複数のパイプラインを展開している。今回の助成金により、難治性腫瘍の治療薬開発を加速させる体制が強化される見通しである。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 Chordia Therapeutics---AMED「革新的がん医療実用化研究事業」で助成金3000万円を受領へ