また、2025年9月期上期はMetaWalkers機能強化に力を入れた。GPUに従来のCPU処理を分散したことで、360°映写に従来およそ5台のハードウェアが必要だったが1台まで減らすことに成功した。これにより、必要設備投資額の低減と省スペース化、消費エネルギーの縮小を実現した。当然ながら、従来よりさらに高精細な画像を提供可能としており、その結果、顧客評価は高まった。実際、2025年1月末から2月頭に沖縄県名護市が主催したスマートシティイベント「TSUNAGU CITY 2025 in NAGO」のほか、同2月に沖縄セルラー電話<9436>が開催した「2025沖縄セルラー感謝祭」などに採用され、認知度の拡大とともに引き合いにも大手企業の増加という変化が見られてきているもよう。ただし、売上高としては伸び悩んでいる状態が継続しているため、引き続きそうした豊富なリードの案件化が求められる。