a) ServiceNow事業 ServiceNow事業では、米国ServiceNowが開発・提供するAI機能を組み込んだクラウド型プラットフォーム及びソリューションである「ServiceNow」の導入支援(システム開発、運用・保守)を行っている。「ServiceNow」は従業員で1万人以上のグローバル企業を中心に世界中で需要が拡大し続けており、2024年の売上高は109億ドル(うち、アジア他地域は12億ドル)と会社設立からわずか20年で100億ドルを突破した。直近5年間の年平均成長率は26%(うち、アジア他地域は31%)となっており、高成長企業として注目されている。
同社はServiceNowが日本展開を本格的に開始して間もない2013年からパートナーとして販売に携わっており、多くの資格取得者数を育成するとともに数多くの導入実績を積み重ね、高い顧客満足度を獲得してきたことから、2022年には日系の中堅IT企業として数少ないEliteパートナー※に認定された。また、2024年3月に発表された「ServiceNow Partner Awards2024」において、従業員エクスペリエンスを高めるために、「ServiceNow」を活用し従業員体験と生産性の向上に貢献したパートナーに送られる「2024 ServiceNow Employee Workflow Partner of the Year for the Japan region」を受賞している。
b) HRソリューション事業 HRソリューション事業では、自社製品の勤怠管理システム「RocoTime(ロコタイム)」の開発・販売を行っている。「RocoTime」は、業界・業種、社員数の規模を問わず、企業ごとに柔軟なカスタマイズが可能なことやシンプルな操作性が特徴となっている。開発元のジー・インサイトを子会社化した2016年時点の契約社数は約40社であったが、直近は約100社(社員が数十名規模の企業から3万人規模の大企業まで幅広い)、利用ID数で約10万件の規模まで拡大している。
c) システムソリューション事業 システムソリューション事業では、主に顧客ニーズに合わせてシステム・アプリケーションの受託開発またはエンジニアの常駐派遣をオフショア開発拠点も活用しながら行っている。