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連結決算への移行は、2024年6月25日付でWEELを子会社化したことによるもので、グループ全体の業績を包括的に反映するためとしている。
新たな連結業績予想では、売上高25億円、営業利益2億円、経常利益2.20億円、親会社株主に帰属する当期純利益1.70億円、一株当たり当期純利益27円63銭を見込んでいる。なお、2024年3月期は連結決算を行っていないため、前期との比較はない。
同社単体の売上高は、前期に大型案件や複数のバージョンアップ案件による特需があったため、今期は減収を計画していたが、その影響が想定以上に大きく、計画を下回る見通しとなっている。
一方、サブスクリプション売上は積極的な販売推進により堅調に推移している。連結売上高は、子会社化したWEELの業績寄与により微増し、25億円となる見通しである。
利益面では、単体の減収見通しに加え、M&Aに伴う経費の増加が予想されるものの、その他の経費を引き締めることで利益の最大化に努めている。その結果、営業利益は2億円、経常利益は2.20億円、親会社株主に帰属する当期純利益は1.70億円を見込んでいる。
今後は連結業績予想のみを開示する予定であり、個別業績予想は取り下げるとしている。なお、現時点で配当予想の修正はない。
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