a) 半導体関連 終了期(2024年10月期)は、AI関連需要は強含みだったが、製造装置関連企業の在庫調整があり横ばいであった。今後(2025年10月期~2027年10月期)は、AI関連需要がさらに継続し、製造装置関連企業も回復すると見られることから、需要は大幅増を見込む。 b) 工作機械関連 終了期は、製造業者の在庫調整があり弱含みであったが、今後は在庫調整が終了し需要は上向くと予想。 c) 自動車関連 終了期は、堅調に推移したが、今後も、EVの加速、蓄電池関連の投資増が続く見込みで、需要は堅調に推移する見込み。 d) 再生可能エネルギー関連 終了期は、太陽光発電関連を中心に需要は堅調であったが、今後も太陽光発電、洋上風力発電需要は底堅く推移する見込み。 e) 建設関連 終了期は、大型半導体工場、再開発、データセンターなどの需要が堅調であったが、今後も同様の傾向が続き需要は強含みで推移する見込み。 f) 銅価格 終了期は急激な上昇であったが。今後は穏やかな上昇が続くと見ている。
(3) 事業戦略 計画の推進にあたり、以下のような施策を実行していく予定だ。
a) オリジナル商品開発及び加工部門強化により直需部門の売上アップ b) 自社ブランドを含む非電線商品の開発及び拡販、新分野の開拓推進 c) 関東地区での営業強化及び、その他地区におけるシェア拡大 上記3つの施策を実行することで、直需売上シェア30%(現在26%)、非電線売上シェア17%(同13%)を目指す。
d) JUST IN TIME体制の充実(設備投資計画、P16参照) e) グローバル展開の強化(グループ収益力の向上) インドへ進出。長期目標として連結海外売上高比率30%を目指す。