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なお、同社は2024年9月期第3四半期より連結決算に移行したため、前年同期比については記載していないが、前年の四半期非連結実績と比較すると、第2四半期累計までは3.7%の増収であったのに対し、第3四半期で7.5%の増収、第3四半期累計でも4.9%の増収と伸び率のペースを上げている。
同社グループの事業セグメントは単一セグメントであるが、売上高のみカテゴリー別に集計している。前年同期比については、前年同期の非連結実績を新カテゴリー区分で再集計し比較したものである。
DXソリューションカテゴリーの売上高は前年同期比16.4%増の16.21億円となった。日立グループをはじめ既存取引先からの受注が順調に推移したことに加え、新規取引先からの受注が寄与した。
半導体ソリューションカテゴリーの売上高は同13.7%減の7.91億円となった。各社の生産調整は終了し、同社グループの受注高も増加したが、本格的な売上計上は第4四半期以降となる見通し。
AIソリューションカテゴリーの売上高は同10.3%増の2.31億円となった。新規取引先からの受注が寄与し順調に推移した。
2024年9月期通期について、売上高は31.42億円、営業利益は5.88億円、経常利益は5.89億円、親会社株主に帰属する当期純利益は4.01億円としている。2024年9月期は、2023年12月1日から2024年9月30日までの10か月間の変則決算となっているため、通期の対前期増減率については記載していない。第4四半期が1ヶ月のみのため、2024年9月期の通期の決算発表は11月14日に続けて予定されている。
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