イノベーション事業の売上高は同33.5%減の0.24億円、固定費の見直しにより販売費及び一般管理費が減少しセグメント損失は0.60億円(前年同期は0.97億円の損失)となった。書店向けセルフレジ「ワンダーレジ-BOOK」及びコンパクトPOSセルフレジ「EZレジ」(イージーレジ)を販売した。加えて、EC販売の業務フローを効率化するソリューションを開発し、サービス提供を開始した。また、リテール業界の課題を解決するサービス及びソリューションの開発に注力しており、この一環として、書店の経営課題の解決を目的に「書店活性化コンソーシアム」を立ち上げた。リテールテック企業のオープンイノベーションの促進を通じて書店再生に資するソリューションの創造に取り組んでいる。このほかに、関連会社のTOUCH TO GO(以下TTG)から無人決済システム「TTG-SENSE」等に係るロイヤリティを受け取った。TTGでは、無人決済システムの販売が堅調に増加しており、ファミリーマートの店舗においては累計で40店舗に導入されるに至っている。さらに、JR東日本グループが運営する「New Days」にも導入された。