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反落。東京証券取引所が4日から同社株の信用取引による新規の売付け及び買付けに係る委託保証金率を70%以上(うち現金40%以上)にすると発表し、信用規制を嫌気した売りが出ている。日本証券金融も増担保金徴収措置の変更を発表し、同日以降、貸借取引自己取引分および非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分にかかる貸借担保金率を、現行の50%(うち現金担保分20%)から70%(同40%)にするとした。
<153a> カウリス 1650 -4
反落。3日の取引終了後に東京証券取引所が同社株を4日付で貸借銘柄に選定すると発表したことが好感されている。流動性の向上による売買活性化への期待から買われている模様。日本証券金融も4日約定分から同社株を貸借取引対象銘柄に追加している。
<7372> デコルテHD 307 +1
もみ合い。3日の取引終了後、24年9月期9月度の月次業績(速報値)を発表した。先月に続き撮影単価が前年同月比104.2%と前年を上回ったものの、複数の台風の接近や、全国で局地的大雨が発生した影響を受けて顧客の撮影の延期が発生するなど、撮影件数が同89.3%と前年を下回り、売上高は前年同月比94.1%となった。株価への影響は限定的で、もみ合いとなっている。
<3566> ユニネク 615 -4
続落。3日の取引終了後に24年12月期9月度の月次業績速報を発表した。9月売上高は5.14億円と堅調に推移、9月は記録的残暑が全国的に続いた影響で、ポロシャツや春夏用作業服の販売が好調に推移し、売上を牽引した。一方で、気温の変化とともに販売が進捗する防寒アイテムの出足が鈍ったほか、人気メーカーのファン付き作業服アイテムが季節終盤で在庫が薄くなったことにより、前年同月比では売上高の伸びは鈍化しており、これを嫌気した売りに押されている。
<2164> 地域新聞社 379 -2
反落。3日の取引終了後に、富裕層・高所得者向けマンション限定チラシポスティング事業を開始したことを発表している。通常はポスティング不可であることが多いタワーマンション・高級マンションのみに絞り、購買意欲の高いターゲット層へのリーチを可能にした。40年間のフリーペーパー発行で培った独自の配布網を持つ同社ならではのサービスを通して、質の高い反響や集客効果を実現し、希少性が高い高単価の新商材提供により、さらなる利益成長を目指すという。
<166a> タスキHD 662 +27
続伸。グループ会社であるZISEDAIが提供する物件情報管理サービス「TASUKI TECH LAND」の導入社数が100社を突破したことを発表し、好材料視されている。「TASUKI TECH LAND」は、これまで不動産業界内において、紙の地図や社内サーバーにのみ記録していた土地・物件情報を、PCやスマートフォンで簡単に記録・閲覧ができるようにし、営業効率を格段に向上させるSaaS型サービスで、最新の都市情報を自動学習するTASUKI TECH AIが活用されている。 <ST>