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アピリッツは、エンジニアを中心としたデジタル人材を事業成長の源泉と考え、「人と事業」が継続して成長できる、助け合える環境づくりを進めていく「VISION2030」を定めている。また、中期的な成長戦略においても、同社と同領域の事業を営む企業のM&Aに取り組み、売上規模の拡大と同時に、ノウハウの強化と、優秀な人材の迎え入れを実現することを方針に掲げている。
一方、クエイルは、「おもしろい!を創る。」をミッションに鹿児島を拠点にAmazon Web Service(AWS)を活用したクラウドベースのアプリケーションやWeb系・スマートフォンアプリの開発、Webサイト制作等について、多岐に渡るフェーズを一気通貫で担い、アピリッツの「Webソリューション事業」と親和性が高い事業を営んでいる。
アピリッツによると、今回の株式取得により、優秀なデジタル人材の確保と同時に、新たな地域での採用力強化や顧客の獲得など、地方での事業展開等が期待でき、より効率的で補完性の高い事業運営が可能となるものと考えている。
今後、アピリッツとのシナジーの創出により、さらなる事業拡大を見込めると判断し、クエイルの株式を取得し子会社化することを決定した。
クエイルは、10月1日より連結子会社となるが、2025年1月期の連結業績に与える影響は軽微としている。
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