a) 営業強化分野での取り組み ・国内一般貨物保管・輸送のコスト競争力と提案営業力の強化 国内一般貨物の保管・輸送業務を同社営業の基盤(インフラ)と位置付け、2024年4月より組織改正で貨物輸送事業部内に提案営業力の強化のための司令塔として「営業開発部」を設置し、各営業部と物流拠点を顧客グループ別に再編するとともに、積極的なシステム導入による現場効率化と情報共有ツールを活用した営業ノウハウ集積により、コスト競争力と提案営業力を飛躍的に向上させる。
b) 次期成長分野での取り組み ・リサイクル物流事業 アジア諸国の廃プラスチック輸入規制が進み、樹脂大手は国内処理スキーム構築のためケミカルリサイクルプラント計画を打ち出している。また、2027年の規制強化に伴い廃棄物を原料とした持続可能な航空燃料(SAF)プラントも計画されている。PCBなど同社の廃棄物輸送実績を生かし、中間処理を含めたリサイクル物流でポジションを獲得する。