オンデマンドエコノミー事業の売上高は前年同期比5.5%減の81.80億円、セグメント利益は同48.7%減の2.47億円となった。同社グループには個人事業主、フリーランスが数多く登録しており、当第3四半期累計期間には3,646人のユニークワーカーが日本全国で稼働した。フィールドサービスでは、IT機器のキッティング業務や設定設置業務の引き合いが増加傾向にあり、確実に取り込んでいる。通信インフラの基地局工事を行うコンストラクションは、スマートソーラー・蓄電池設置工事やIT機器保守業務を中心に稼働した。また、コンタクトセンターは、東京・大阪・福岡を中心に7拠点体制で運営しており、旺盛だったテクニカルサポートや通販関連の需要も一旦落ち着きをみせた。フィールドサービス、コンタクトセンターの基幹事業は、人員最適化も徹底しており、利益は前年水準以上になった。さらに、Web3領域のSnap to earnアプリ写真を撮って稼ぐ「SNPIT」は、関連する広告・プロモーション費用や海外取引所へのトークン上場の負担費用等で3億円規模の事業投資を積極的に行ったため、セグメント利益を大幅に押し下げた。