公共・教育分野向けサービス事業では、NEXT GIGAで、電算システムのWebアプリケーション「Ra:Class」とNECの「学びの様子見える化サービス」を統合し、教育DXサービスを提供する。収集した教育データの分析についてもNECが提供するDX基盤「NEC Digital Platform」との連携が視野に入っており、さらなる先進的ソリューションを展開する。
人材育成に関しては、クラウドサービス事業では現在Google を中心に対応しているが、顧客によってはAWS指定もあることから、今後は独立SIerという強みを生かし、また、クラウドインフラ市場シェアについてもAWSが大きいことから、AWSやMicrosoft Azureを指定する顧客への対応も受け入れ、収益基盤を拡大する方針だ。2024年6月には社員がAWSの若手エンジニア表彰プログラム「2024 Japan AWS Jr. Champions」に認定されるなどの対応を進めている。特定の技術に専門化して育成するのではなく、異業務間での交流や配置転換などにより多種多様な経験を積ませてスキルアップを図る。加えて、適材適所を見極めて人材配置を行い、生産性を向上させる。次世代技術ブロックチェーン関連の人材育成については、他社との業務連携や業務委託など実践の場を通じて、技術進化へのキャッチアップを図る。なお、同社は次世代技術にまで対応できる人材を育成するために、Webツールを活用した学びの機会を社員に提供している。