3. 中長期の成長戦略 同社グループは、新たな3ヶ年計画(2024年12月期~2026年12月期)を推進しており、2026年12月期に営業収益1,529億円、営業利益178億円の目標を掲げた。事業セグメント別では、日本金融事業は引き続き安定的に利益を計上し、韓国及びモンゴル金融事業も黒字転換して安定利益を見込む。東南アジア金融事業はPT Bank J Trust Indonesia, Tbk.(以下、Jトラスト銀行インドネシア)を中心に利益拡大を見込み、グループの成長ドライバーとして期待する。この結果、金融3事業の営業利益合計は、2024年12月期の82億円から2026年12月期には186億円への大幅増益を計画している。また、不動産事業の拡大も同社グループの成長に貢献する見通しだ。さらに、新たなM&Aによる利益貢献も期待できそうだ。