*14:08JST P-京橋アートレジ Research Memo(8):一棟収益マンション9棟を引渡 ■京橋アートレジデンス<5536>の業績動向

2. セグメント別の業績動向
セグメント別の業績は、不動産開発創造事業が売上高3,401百万円(前期比48.8%増)、セグメント利益754百万円(同27.4%増)、ESG関連事業が売上高116百万円(同4.2%増)、セグメント利益23百万円(同15.4%増)と両事業ともに増収増益となった。

不動産開発創造事業では一棟収益マンションの開発に注力、東京23区内において主要ブランドであるCASAシリーズ9棟の引渡を行った。非常に人気があり、一部は完成と同時の引渡となったようだ。また、一棟収益マンションは1物件あたりの売上が大きいので上期下期のバランスも考慮しながら事業を進行しているが、一部で収益化が前倒しされたようだ。一棟収益マンション以外の事業も、引渡は今後だが新築戸建・宅地開発事業やリノベ再販事業などを着実に進捗している模様である。ESG関連事業では、太陽光発電施設の新設はなかったが、不動産保有事業では生活関連施設の保有運営を継続したほか、優良物件を資産として持つことで企業経営の安定化に向けて収益基盤を固めるという考えから、東京23区内において一棟収益マンション墨田本所PJを自社保有とした。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)

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情報提供元: FISCO
記事名:「 P-京橋アートレジ Research Memo(8):一棟収益マンション9棟を引渡