主力の「カメラ事業」がEC及び店舗ともに好調に推移し、業績全体の伸びをけん引した。全般的に新製品発売による追い風要因が少なかったものの、引き続きAI活用によるOne to Oneマーケティングや動画配信を中心とするコンテンツの充実が奏功し、EC売上高が好調に推移した。また、好調なインバウンド需要を背景とする免税売上(店舗)の伸びも増収に寄与した。一方、2023年3月期下期においてグローバル価格相場の下落の影響を受けた「時計事業」は通期では減収となったものの、価格相場は安定し、在庫の入れ替えや業界初となるワンプライス買取の強化等を進めたことにより急回復し、黒字転換を実現した。