*15:56JST 新興市場銘柄ダイジェスト:クリングルは大幅に3日ぶり反発、かっこがストップ高 <5136> tripla 1435 +65
大幅に続伸。宿泊施設向けの公式ホームページ作成サービス「tripla Page」の提供を開始すると発表している。簡単にホームページの作成と即時更新が可能で、多言語対応やSEO(検索エンジン最適化)対策などの機能を有するほか、宿泊予約エンジン「tripla Book」やAIチャットボット「tripla Bot」と連携させることで、公式ホームページ経由の予約数増加に寄与するとしている。

<2160> GNI 2178 -245
年初来安値。15日に24年12月期第1四半期(24年1-3月)の営業利益を前年同期比474.4%増の22.83億円などと開示して翌朝は買いが先行したが、その後は利益確定売りが続いている。米国のアルビナス社とファイザー社が乳がんを対象とする経口エストロゲン受容体分解薬の併用療法を評価する最新臨床データを公表しており、ジーエヌアイグループのパイプラインと競合する可能性があるとの懸念も重しとなっているようだ。

<4884> クリングル 650 +76
大幅に3日ぶり反発。声帯瘢痕患者を対象に組換えヒトHGF(肝細胞増殖因子)タンパク質製剤(KP-100LI)を投与する第3相臨床試験(プラセボ対照二重盲検比較試験)で、山王メディカルセンター(東京都港区)を治験実施施設として追加したと発表している。今回の追加で、京都府立医科大学附属病院など国内6施設で症例組入れを進めることとなり、症例組入れの加速が期待されるとしている。

<4166> かっこ 798 +100
ストップ高。自社が提供する不正注文検知サービス「O-PLUX」をゲオホールディングス<2681>傘下のゲオストア(名古屋市)がクレジットカード不正利用及び不正転売対策として導入したと発表している。ゲオが運営するサブスクレンタルサービスでO-PLUXを導入した後に不正利用がゼロになるなどの効果があったため、ゲオ公式通販サイトでも導入することになったという。

<4176> ココナラ 396 -13
続落。24年8月期の営業損益予想を従来の0.10億円の黒字から2.70億円の黒字(前期実績1.26億円の赤字)に上方修正している。フリーランス支援事業のアン・コンサルティング(東京都渋谷区)を完全子会社化することに加え、広告宣伝費や人件費、プロダクト開発費など事業開発に係る2億円超の投資を来期以降にスライドさせるため。アン・コンサルティングの取得価額は非開示。

<7083> AHCグループ 671 +22
一時ストップ高。manaby<9222>と福祉分野現場のDX推進で資本業務提携すると発表している。AHCグループはユニマック(神戸市)が保有するmanaby株のうち、5万株(発行済株式比率3.18%)を市場外の相対取引で取得する予定。業務提携の対象は障害福祉分野におけるDXの推進による新たな就労支援環境の構築で、具体的な方針や内容については両社で今後協議するとしている。 <ST>
情報提供元: FISCO
記事名:「 新興市場銘柄ダイジェスト:クリングルは大幅に3日ぶり反発、かっこがストップ高