1. 2024年9月期の見通し IC<4769>の2024年9月期の業績は、売上高で前期比5.4%増の9,023百万円、営業利益で同4.1%増の421百万円、経常利益で同5.3%増の501百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同19.6%減の299百万円を見込んでいる。引き続き戦略的成長投資を実行しつつ、既存事業の成長に加えて、新規ITサービスや企画提案型ソリューションの推進によって事業領域を継続的に拡大させながら売上を伸ばし、増益を達成していく構えだ。ITソリューション事業に関しては、顧客企業のIT投資に対する意欲は旺盛である。外部環境が好調ななか、パートナー企業をしっかりと増大させながら、機会損失を最小限にし、旺盛な需要をしっかりと業績に取り込んでいく。また、高付加価値の企画提案型ソリューションの確立に引き続き注力しながら、同時に受託開発体制を強化することにより、同社サービスの提供品質をさらに向上させていく方針だ。ITサービス事業に関しては、引き続きインサイドセールスを中心に「チケット for LINE Hybrid」の導入企業数を拡大させながら、カスタマーサクセスの強化によって導入後の利用率を高めていく。加えて、新規サービスである「らくらく入場サービス HINORI」と「iDEP」の拡販に注力していく。