まず、同社の連結子会社であるSanko America Corporation(旧 天昇アメリカコーポレーション)が約45億円の設備投資を行った。これは同社の大株主でもある三甲との共同プロジェクトで、プラスチック成形製品を製造するメキシコ第2工場(約23,000平方メートル)を建設したものだ。総投資額45億円のうち約17億円をSanko America Corporationの第三者割当増資(同社が約10億円、三甲が約7億円を引受け)で賄い、残り28億円を借入金で調達した。この結果、この増資後もSanko America Corporationの持株比率は60%を維持しており、引き続き連結子会社となっている。