昨今、IoT市場では、製造機器のサブスクリプションといえるEaaS(Equipment as a service)が注目を集めており、大量生産・大量出荷型モデルからの転換が起こり始めている。このEaaSは、同社がかねてより予測し、志向し続けたIoTビジネスのあり方そのものであり、IoTエンジン「NEQTO」をベースにEaaSを支えるNo.1コアエンジン(IoTソフトウエア)のライセンス及びOEM提供を目指している。また、金融業界における需要の高まりを背景に、データコントロール(監視・運用・制御)サービス並びに中長期的には金融業界を中心として多種多業種向けにAI、IoTサービスをグローバルに展開すべく、SBIセキュリティ・ソリューションズと合弁会社の設立について基本合意に至った。さらに、各種クラウドを包括管理する「JIG-SAW PRIME」は、データコントロール事業に密接に関連し、重要な社会インフラとなっているクラウド環境における企業ニーズを背景に、前年同期と比較して取引総額が8.25億円(前年同期比68.5%増)拡大した。加えて、引き続き高い事業成長を実現すべく実施している将来に向けた先行投資も、金額ベースで過去最高を更新し、前年同期と比較し約1.13億円増加となった。