1. 2024年6月期の業績見通し 平山ホールディングス<7781>の2024年6月期の連結業績は、売上高で前期比8.3%増の34,300百万円、営業利益で同34.3%増の1,200百万円、経常利益で同25.5%増の1,190百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同27.5%増の700百万円と増収増益が続く見通し。インフレ長期化による世界景気の減速が懸念されるものの、国内は自動車生産の回復傾向が続くほか、インバウンド消費の復活に伴うサービス業界の人材需要の高まりを背景に、主力のインソーシング・派遣事業を中心に積極的な人材採用を進めながら、着実に収益を拡大する方針である。人材については、特に専門知識が必要となる設備保全士等のフィールドエンジニアリング分野の人材を、前期比2倍増の120名に増員する考えだ。営業利益率は増収効果に加えてFun to Funの収益回復が見込まれることから、前期比0.7ポイント上昇の3.5%となる見通し。