a) 課題解決型人材育成 同社は、課題解決型人材を育成するため、人材教育・技術教育・コンプライアンス教育の3領域で社員教育を展開している。人材教育においては、マネジメント力・業務遂行力の2種類の研修を行っており、新入社員・担当職・リーダー職・管理職・上級管理職・経営管理職の6段階のポジション別に課題が振り分けられている。
b) コアパートナーとの連携強化 同社は、戦略を共有し、継続的かつ安定的な取り引きができる中核的なビジネスパートナーを認定し、相互の連携を強化する制度として「コアパートナー制度」を設置している。コアパートナーにはプロジェクトの優先発注、技術力・モチベーションの向上支援、同社の新卒者研修への参画、若手・新人を含めた体制の受け入れなどインセンティブがあり、両社の発展及び共存共栄の実現を目標にしている。2023年9月期は、パートナー比率※1で前期比10pt増の46%コア率※2前期比13pt増の60%を目指しており、将来的にはコア率を70%まで引き上げることを目標としている。