1. 2023年12月期業績の見通し ASIAN STAR<8946>の2023年12月期の連結業績は、売上高が前期比27.6%増の3,177百万円、営業利益が同0.3%増の48百万円、経常利益が同4.5%増の44百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同41.4%減の32百万円を見込んでおり、期初の想定から変更はない。前期に特別利益に計上した不動産の売買契約解除に伴う損害賠償金及び遅延損害金がなくなるため、親会社株主に帰属する当期純利益は減益を見込んでいるものの、売上高とその他の利益は、増収増益を見込んでいる。期末に向けては、主幹事業である不動産管理事業で安定した収益獲得を行いながら、不動産販売事業の業績拡大に注力する。特に、自社保有物件などの売却により、利益を創出することも検討している。不動産賃貸事業と不動産仲介事業に関しては、トップラインをしっかりと拡大させながら収益性を高める方針で不動産賃貸事業に関しては、賃貸物件の稼働率向上に、不動産仲介事業においては高単価案件に取り組む。その他、投資事業に関しても優良な投資案件を発掘することにより、連結ベースの利益に寄与することを見込んでいる。