*13:12JST イージェイHD Research Memo(12):株主資本配当率3%を目安に安定的かつ継続的な増配を目指す ■株主還元策

E・Jホールディングス<2153>は株主への利益還元として、配当金と株主優待制度を導入している。配当金については安定かつ継続的な増配を基本方針とし、当面は株主資本配当率(DOE)3%を目安に事業環境や利益水準、配当性向等を総合的に勘案して決定する。2024年5月期の1株当たり配当金は前期比5.0円増配の55.0円と7期連続増配を予定している。DOEは2.8%の水準で、2025年5月期に向けて3%の水準を目指すものと見られる。業績が中期経営計画どおりに進捗しDOEが3.0%になると仮定すれば、2025年5月期の1株当たり配当金は60円台半ばの水準まで増加するものと予想される。

また、株主優待として毎年11月末の株主に対して保有株式数に応じてQUOカードを贈呈している。具体的には、100株以上1,000株未満で1,000円分、1,000株以上5,000株未満で3,000円分、5,000株以上で5,000円分を贈呈する。100株保有の場合、配当金と株主優待を合わせた年間投資利回りは約4%の水準となる(8月4日終値1,574円で計算)。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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情報提供元: FISCO
記事名:「 イージェイHD Research Memo(12):株主資本配当率3%を目安に安定的かつ継続的な増配を目指す