*12:04JST ミロク情報サービス---1Q増収、会計事務所向け及び中小企業向け各種業務システムの売上が好調に推移 ミロク情報サービス<9928>は31日、2024年3月期第1四半期(23年4月-6月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比7.9%増の104.84億円、営業利益は同4.9%減の14.30億円、経常利益は5.1%減の14.55億円、親会社株主に帰属する四半期純利益同3.6%減の9.30億円となった。

当第1四半期においては、会計事務所向け及び中小企業向け各種業務システムの売上が好調に推移した。さらに、中堅・中小企業向けERP製品のサブスクリプション型での提供によりソフトウェア使用料収入が大きく伸長し、ストック型の安定的なサービス収入が増加した。

システム導入契約売上高は前年同期比7.6%増の59.02億円となった。ハードウェア売上高は同15.8%増の9.63億円、ソフトウェア売上高は同4.1%増の33.84億円となった。ユースウェア売上高は同10.8%増の15.54億円となった。

サービス収入の合計は同10.6%増の38.09億円となった。会計事務所向けの総合保守サービスであるTVS(トータル・バリューサービス)収入は同0.8%増の6.35億円となった。ソフト使用料収入は同40.9%増の12.20億円、企業向けのソフトウェア運用支援サービス収入は同1.5%増の14.50億円となった。ハードウェア・ネットワーク保守サービス収入は同2.4%増の3.84億円、サプライ・オフィス用品は同17.9%減の1.18億円となった。

売上原価・販売費及び一般管理費は前年同期比で8.41億円増加したが、新卒入社社員の積極採用(78名)や社員満足度向上のためのベースアップ、昇給による人件費増、さらに広告宣伝・販売促進費の増加などの先行投資と呼べる内容である。

2024年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比0.3%増の416.00億円、営業利益が同0.3%増の61.00億円、経常利益が同6.2%増の62.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同8.8%増の41.00億円とする期初計画を据え置いている。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 ミロク情報サービス---1Q増収、会計事務所向け及び中小企業向け各種業務システムの売上が好調に推移