1. リソルの森(CCRC)事業 2020年4月にフルリニューアルした「Sport & Do Resortリソルの森」は、都心から50km圏内という絶好のロケーションに位置し、緑豊かで広大な敷地に、宿泊施設やゴルフ場、多彩なスポーツ・レジャー・レクリエーション施設、レストランやクリニックを併せ持つ体験型複合リゾート施設である。リソルホールディングス<5261>では、グループの象徴施設として位置づけており、リゾート・健康・スポーツ・アウトドアをテーマとしたリゾート施設運営事業と自然環境と強みを活かした不動産開発事業を展開している。利用者が1年を通して上質なリゾートライフやリゾートワークを楽しむことができるようにするため、また、同社による収益化を進めやすくするため、リニューアルや新規施設の導入、サービスの向上などバージョンアップを積極的に進めている。このため現在、いずれの施設も大変な人気となっている。
※CCRC(Continuing Care Retirement Community):健康な高齢者が終身暮らすことができる生活共同体のことをいう。同社のCCRCはそうした一般的な概念を超え、同社が提供する「健康寿命の延伸」や「スポーツ・趣味活動・各種イベント」などによって、地域社会と協働しつつ多世代間で交流する場の構築を目指している。
同社は、グランピングエリアを中心にアウトドア事業の強化を進めている。大自然に囲まれ非日常が楽しめる“近場のリゾート”というコンセプトで2020年にオートキャンプサイトエリア「RESOL NO MORI CAMP SITE」や、テントキャビンやテラスハウスなどを備え上質なグランピングが楽しめる「グランヴォー スパ ヴィレッジ 森-MORI-」を開設。これが好評で2021年7月には新たに「グランヴォー スパ ヴィレッジ ラク・レマン」をリゾートプールサイドに新設した。また、トップアスリートもトレーニングに来る本格的なスポーツ施設「メディカルトレーニングセンター」においても大規模リニューアルが実施され、フィットネスルームやランニングトラック、体育館、25mプールなど屋内スポーツ施設のほか、400mトラックなど屋外スポーツ施設、炭酸泉「ラムネの湯」とサウナを完備した温浴施設「長柄カルナの湯」の利用が可能となっている。