*12:10JST サクシード Research Memo(10):成長原資の内部留保資金だが、今後は株主還元も検討 ■株主還元策

サクシード<9256>は、今後の事業展開と財務体質強化のために必要な内部留保の確保を優先し、創業以来配当を実施していない。株主への利益配分については、経営の最重要課題の1つと位置付けているが、現在は成長過程にあると考えていることから、経営基盤の安定化を図るために内部留保の充実に注力する方針である。内部留保資金は事業拡大を目的とした中長期的な事業原資として利用していく予定である。配当実施の可能性及びその実施時期については、現時点において未定であるが、将来的には、経営成績及び財政状態を勘案しながら株主への利益配分を検討していく方針である。同社の配当の決定機関は取締役会である。なお、期末配当は3月31日、中間配当は9月30日を基準日として、剰余金の配当等を取締役会の決議により行う旨の定款規定を設けている。



■情報セキュリティ

同社は、顧客及び登録者等の個人情報、その他業務上必要な情報を保有しており、セキュリティ対策には万全の措置を講じている。個人情報については個人情報保護方針を定め、個人情報保護の仕組みを構築し、全従業員に個人情報保護の重要性の認識と取り組みを徹底させることにより、個人情報の保護を推進している。また不正アクセス・紛失・破壊・改ざん・漏えい等を防止するため、セキュリティを可能な限り高いレベルで追求していくとしている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)

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情報提供元: FISCO
記事名:「 サクシード Research Memo(10):成長原資の内部留保資金だが、今後は株主還元も検討