*12:30JST ギグワークス Research Memo(10):働き方改革の推進を通じてESGに貢献 ■ESGへの取り組み

ギグワークス<2375>は創業当初からESG(Environment:環境、Social:社会、Governance:ガバナンス)の理念を宣言し、本業やCSR活動を通じて実践してきた。以下に事例を示す。

(1) E(Environment:環境)
同社は、企業行動指針、CSR基本方針、環境ポリシーにおいて、社内外でLED・ペーパーレス化、及び環境に優しい技術、再生可能エネルギー等の普及・促進を宣言し実践している。本業においては、オンデマンドエコノミー事業において産業用太陽光発電システム設置などを行う。また、シェアリングエコノミー事業を展開するなど、シェアリングエコノミーの普及を通じてリソースの効率利用に貢献している。

(2) S(Social:社会)
同社は、「労働市場に革命を起こす!」ことをビジョンに掲げており、主力のオンデマンドエコノミー事業において、副業・学生・主婦・フリーランスなど多彩な人材の自由自在な活躍を創出し、働き方改革を推進している。ダイバーシティ・女性活躍を積極的に推進しており、女性活躍推進企業として「なでしこ銘柄」に5年連続選定(2021年3月)されている。また、毎年、最終利益の1%を、貧困の撲滅や人々が生きるための食物、飲料水、医療費の確保のために寄付する方針のもと、過去6年間に(公財)SBS鎌田財団をはじめ、日本赤十字社や各自治体等に対して1,713万円を寄付し、日本赤十字社より感謝状を受け取っている。2023年4月に、子会社ギグワークス・アドバンスでは、ハンディキャップクリエーターとして活躍する版画作家 石原陸郎氏の代表作品を商品化し日本直販を通じて販売する取り組みを開始した。障がい者雇用の創出だけでなくインクルージョン推進を推進し障がい者の従業員が働きがいを感じる環境を整備する。

(3) G(Governance:ガバナンス)
企業統治においても様々な取り組みを行っている。その一例として、1) 社外取締役の高い構成比(10名のうち4名)、2) コーポレートガバナンス報告書や統合報告書を通じた情報開示、3) セキュリティ水準の向上のため、ISO/IEC27001規格認証及びプライバシーマークなどを取得している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)

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情報提供元: FISCO
記事名:「 ギグワークス Research Memo(10):働き方改革の推進を通じてESGに貢献