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同サービスはAI技術で各プレイヤーに追従走行し、ゴルフバッグや荷物を搬送するパーソナルキャディロボット。
3月から5月にかけて、千葉県の太平洋クラブ八千代コース、東京都の赤羽ゴルフ倶楽部で実証実験を行った。
新型コロナウイルス感染症による度重なる緊急事態宣言でスポーツを含む行動制限がなされてい たが、ゴルフは健康需要や屋外のスポーツであることも相まって、コロナ禍でも人気の高いスポーツだった。経済産業省の調査によると2022年、ゴルフ場の利用者数は1,053万1,189人で前年度比102.6%、コロナ流行前2019年の利用者数と比べても113.2%と増加傾向にある。感染症対策が緩和に向かう今、ますますゴルフ人気が過熱するものと考えられる。
一方、ゴルフ場ではキャディ不足が課題となっている。同様の調査でキャディ数は2002年が最高値となり、それ以降、年々減少している。
同社は24年にわたり、ゴルフ場のフロント業務効率化やユーザーのチェックイン・アウト時の手続きを簡便化するため、自動精算機など各種DXソリューションを提供してきた。
「Hello Caddy」は、歩きゴルフによるプレイヤーのさらなる健康増進やゴルフカートだけでなくキャディの代わりとしても期待できることから、ゴルフ場の省人化・省力化に貢献するとしている。
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