取得する主な知的財産はBroadvisが独自で開発したもので、既に同社から中国の顧客に対してFPGA(Field Programmable Gate Array)形状で納入実績がある。同社は、この知的財産の取得により、同社が独自に開発を進めた場合と比較してコスト・期間を大きく節約しながら、需要家に対して従前より充実した車載カメラシステム向けのリファレンスデザインを提供できることとなり、採用機会を向上するとともに、より短時間での大量生産への移行が実現できるものと期待し、さらには高集積化による高単価のSoC (System on a Chip) 製品の創出と合わせ、数量・単価両面において同社収益の向上をもたらすものと考えている。