*09:23JST タクマ---ごみ処理施設のBTO事業を受注 タクマ<6013>は、27日、湖北広域行政事務センターが発注するごみ処理施設のBTO事業(※)を受注したことを発表。

本事業では、湖北広域行政事務センター管内に分散する稼働開始後20年以上が経過した焼却施設、リサイクル施設、汚泥再生処理センターと、新たにバイオガス化施設を加えた4施設を同一敷地に一括事業として更新・整備し、約20年間の運営を行う。

4施設の同一敷地への一括更新は日本初の取り組みであり、各施設で発生する残渣や資源もそれぞれの処理が得意な施設に搬送して処理する。各施設が有機的に連携した総合的な廃棄物処理システムを構築することで、エネルギーの最大限の活用と廃棄物処理の効率化・コスト削減を図り、循環型社会・低炭素社会の形成に貢献する。

同社は今後も、地域の安心・安全な生活と環境保全を実現する施設の建設・運営を通じて、気候変動対策への貢献、資源・環境保全を図り、持続可能な社会の形成を目指していく方針だ。

(※)BTO事業
建設(Build)、所有権移転(Transfer)、運営(Operate)の略。PFI法に基づき、民間事業者が資金調達・施設のEPCを行い、完成後に施設の所有権を公共に移転し、その後、民間事業者が運営を行う事業方式。

<SI>
情報提供元: FISCO
記事名:「 タクマ---ごみ処理施設のBTO事業を受注